宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 4 --- ---
6/ 3 --- ---
6/ 2 --- ---

黒点  6/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3023 2 α ---
3024 4 β ---
3026 4 β ---
3027 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 301 -1.1
-2 h 303 -1.3
-4 h 296 -1.9
-6 h 298 -1.6
-8 h 304 -1.9
-10 h 314 -1.3
-12 h 322 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 8x10^3
6/ 4 0.5 2x10^4
6/ 3 0.5 2x10^4
6/ 2 0.6 2x10^4
6/ 1 1.1 2x10^4
5/31 0.6 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/30 12:29 太陽風は再び高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2022/ 5/31 12:51 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2022/ 6/ 1 14:28 高速の太陽風が続いています。フィラメント噴出が発生しました。
2022/ 6/ 2 13:26 太陽風の速度は下がり、やや低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 6/ 3 13:55 太陽の南西側でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2022/ 6/ 4 13:16 更新
太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒へ下がっています。
かなり低速になってきました。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は、ほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽全体がぼんやり光っています。
CMEによる突発性の乱れがなければ、
太陽風はしばらく穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、今日の昼、4日11時(世界時4日2時)に、
北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

まだ、発生直後なので、写真は噴き出す途中までです。
CME(コロナ質量放出)の発生は、
この後のSOHO衛星LASCO C2、C3などに注目してください。
斜め上に向かっているので、
地球への影響は、やって来ても小さい変化になりそうです。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度で、
穏やかです。

太陽の東端(左端)の南北に、小さい黒点が現れています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
高まった状態が続いています。




太陽の北東側で発生したプロミネンス噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。