宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/26 13:50 更新 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 今日未明、26日3時(世界時25日18時)に、 太陽の南西(右下)の3016黒点群の領域 (現在は黒点は見えない様です)で、 M1.3の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この領域は、これまで特にフレアの発生がなかったので、 急に大きいフレアが起きた感じがします。 また、時間は遡りますが、 昨夜、25日20時(世界時25日11時)頃に、 太陽の東端(左端)の向こう側でプロミネンス噴出が発生しています。 こちらは、GOES衛星SUVI 304の動画です。 この現象は、STEREO Ahead衛星では、 ぎりぎり東端の現象として見えています。 そして、これらの現象で発生したCME(コロナ質量放出)を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 左下に飛び出すのが、向こう側で発生したプロミネンス噴出。 右下に飛び出すのが、今日のM1.3フレアによるものです。 M1.3のCMEによる太陽風の乱れは、 地球へも到来するかもしれません。 28日の夜か29日頃でしょうか。 太陽風は、速度が400km/秒から370km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 コロナホールの影響で 速度が高まるかもしれないと書いていましたが、 今のところ変化は見られません。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは西側にだいぶ進んでいます。 速度の変化は近いのではないでしょうか。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2つの現象によるCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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