宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:05)
今日、C4.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/23 09:28 C3.1
08:28 C4.6
5/22 23:19 C3.7
5/21 09:07 C3.5
08:26 C5.2
07:06 C8.4

黒点  5/23 (NOAA)
磁場 フレア
3010 2 β C3
3011 1 α C4
3014 18 βγδ C3
3015 1 α ---
3016 4 β ---
3017 13 β C5
3019 4 β C8
3020 1 α ---
3021 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:55 517 -2.4
-2 h 509 +1.8
-4 h 505 +1.4
-6 h 511 +0.2
-8 h 501 +0.9
-10 h 492 +1.9
-12 h 505 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 1 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^2
5/23 0.6 2x10^3
5/22 0.5 2x10^3
5/21 0.6 5x10^2
5/20 0.6 3x10^2
5/19 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/18 13:52 小規模フレアが続いています。太陽風の速度が高まっています。
2022/ 5/19 13:45 3014黒点群でフレアが続いています。太陽風の速度は少し下がってやや高速です。
2022/ 5/20 13:40 Mクラスのフレアが3回発生しました。太陽風は高速に戻っています。
2022/ 5/21 14:41 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2022/ 5/22 13:22 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は落ち着いています。
最新のニュース

2022/ 5/23 15:05 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、520km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

今回の太陽風速度の高まりは、5月15日に始まりました。
それから8日間続いて、今日は9日目です。
SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の北側(上側)と南東側(左下)に
コロナホールが見えています。
中心線に達するくらいなので、
この領域からの影響は26日頃からと考えられますが、
それまではどの様な推移になるでしょうか。
注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤から北寄りになっています。
磁気圏の活動は弱くなっていて、
AE指数のグラフは途中から変化が見られなくなっています。


太陽は、黒点はあちこちに見えて群番号はにぎやかですが、
フレアの発生は比較的落ち着いた状態になっていて、
西(右)の3017黒点群でC3.7、C4.6、
東(左)の3019群でC3.1などの
小規模フレアが発生している程度です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。