宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
昨日、C8.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/22 --- ---
5/21 09:07 C3.5
08:26 C5.2
07:06 C8.4
5/20 20:44 C2.4
16:40 M3.0
09:07 C3.9
04:02 C3.3
00:07 M1.1

黒点  5/22 (NOAA)
磁場 フレア
3010 9 β C3
3011 3 β C4
3014 14 βγδ M3
3015 1 α ---
3016 2 β ---
3017 7 β C3
3019 4 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 494 +2.4
-2 h 517 -4.7
-4 h 488 -2.8
-6 h 472 +2.6
-8 h 502 +2.1
-10 h 503 +3.2
-12 h 511 -2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -34 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^2
5/22 0.5 2x10^3
5/21 0.6 5x10^2
5/20 0.6 3x10^2
5/19 0.7 3x10^2
5/18 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/17 12:31 M2.4の中規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2022/ 5/18 13:52 小規模フレアが続いています。太陽風の速度が高まっています。
2022/ 5/19 13:45 3014黒点群でフレアが続いています。太陽風の速度は少し下がってやや高速です。
2022/ 5/20 13:40 Mクラスのフレアが3回発生しました。太陽風は高速に戻っています。
2022/ 5/21 14:41 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2022/ 5/22 13:22 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽は落ち着いています。

担当 篠原

太陽風は、高速の状態が続いています。
昨日のニュースの後に速度は再び550km/秒へ高まりましたが、
グラフの後半では500km/秒前後に少し下がっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北を向いたり、南を向いたり、
はっきりした変化の仕方をしています。
グラフでは大きく見えますが、
5nTくらいの振れ幅なので、特に大きな変化ではありません。
(27日周期の図のグラフを見ると分かりやすいです)

AE指数は、磁場が南を向いた時間帯に
500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南東側(左下)のコロナホールがはっきり見える様になっています。
2日後くらいに中心線に達して、
その3日後くらいから太陽風の強まりが見られそうです。


太陽はC1〜3の小規模フレアが5回発生した程度で、
活動が静かになっています。

STEREO Ahead衛星によると、
東端のすぐ向こう側には特に活動的な領域はなく、
太陽はしばらく穏やかに推移するかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。