宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:41)
今日、C8.4の小規模フレアが発生しました。
また、M5.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/21 09:07 C3.5
08:26 C5.2
07:06 C8.4
5/20 20:44 C2.4
16:40 M3.0
09:07 C3.9
04:02 C3.3
00:07 M1.1
5/19 19:03 M1.5
16:00 M5.6
15:33 C7.8
14:39 C5.5
12:28 C3.1
11:41 C3.9
06:39 M1.1
06:15 C4.8
00:45 C4.7

黒点  5/21 (NOAA)
磁場 フレア
3007 1 α C5
3010 9 β C3
3014 12 βγδ M3
3015 2 β C8
3016 5 β ---
3017 6 β M6
3019 4 α C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:34 522 -1.3
-2 h 503 -2.4
-4 h 540 -4.1
-6 h 573 -3.2
-8 h 563 -2.4
-10 h 564 +2.0
-12 h 581 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -21 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^1
5/21 0.6 3x10^2
5/20 0.6 3x10^2
5/19 0.7 3x10^2
5/18 0.6 3x10^2
5/17 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/16 12:58 高速の太陽風が続いています。フレアの発生は少なくなっています。
2022/ 5/17 12:31 M2.4の中規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2022/ 5/18 13:52 小規模フレアが続いています。太陽風の速度が高まっています。
2022/ 5/19 13:45 3014黒点群でフレアが続いています。太陽風の速度は少し下がってやや高速です。
2022/ 5/20 13:40 Mクラスのフレアが3回発生しました。太陽風は高速に戻っています。
最新のニュース

2022/ 5/21 14:41 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽風の速度は550km/秒前後で推移していましたが、
今朝くらいから少し下がり、現在は500km/秒付近です。
高速の状態は続いていますが、
終わりが近づいてきたのでしょうか。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
南北成分は南向きの変化が目立っています。
速度が高まっているため、磁気圏の活動は高まって、
AE指数では800nT程度の中規模の変化が繰り返し発生しています。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の中心部にはコロナホールは見られず、
太陽風は一旦穏やかになりそうです。
南東側(左下)に広いコロナホールがある様なので、
次の太陽風速度の高まりはこの領域の影響になりそうです。


太陽では、20日16時半(世界時20日7時半)に
中心部北側(上側)の3014黒点群でM3.0の中規模フレア、
21日7時(世界時20日22時)に
東側(左側)の3019群でC8.4の小規模フレアなど、
あちこちでぽつぽつと活動が発生しています。

3014群付近では小さい活動が続いています。
この後のフレアはどうなるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。