宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/24 12:31 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、DSCOVR衛星のグラフが途中からおかしい様なので、 ACE衛星のグラフも参照すると、 速度は今日に入った頃に500km/秒台を割って、 現在は400km/秒と平均的な速さまで下がっている様です。 磁場強度も5nTから2nTへ下がって、弱くなっています。 地球は、高速太陽風の領域を抜け出した様ですが、 SDO衛星AIA193を見ると、 中心部の南北に見えるコロナホールが西半球側に進んでいて、 明後日、26日くらいから再び速度が高まりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りになっています。 AE指数は変化が見られず、磁気圏は穏やかです。 太陽は、西側(右側)の3017黒点群で C5.2の小規模フレアが発生しましたが、 目立つ変化はこのくらいで、全体としては穏やかです。 STEREO Ahead衛星で見える東端の向こう側にも 特に活動的な領域はないようで、 (見える範囲は30度を切るくらいに狭くなってきました) 太陽はしばらく穏やかに推移するかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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