宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/20 13:40 更新 Mクラスのフレアが3回発生しました。太陽風は高速に戻っています。 担当 篠原 昨夕、19日16時(世界時19日7時)に、 太陽の中心部北東側(左上)の3017黒点群でM5.6、 続いて、右横の3014群で 19日19時(世界時19日10時)にM1.5、 20日0時(世界時19日15時)にM1.1と、 Mクラスの中規模フレアが3回連続で発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 最初のM5.6は広がりも大きく、目立っています。 しかし、SOHO衛星LASCO C2の画像では、 CME(コロナ質量放出)は見えていない様です。 3014群では、その後も小さい活動が続いています。 黒点も大きな姿を保っています。 引き続き注目してください。 太陽では、昨夕から夜にかけて南半球の東西で、 プロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 左下のプロミネンスはループを描く様に、 右下はまっすぐ打ち上げるような噴出になっています。 連日見事な現象が見えています。 地球に対しては横方向なので、影響はありません。 太陽風は、500km/秒から550km/秒へ速度が上がり、 再び高速の状態になっています。 コロナホールの影響は続いている様です。 磁場強度は、5nTから途中で急に10nTに上がり、 現在は少し下がって7nTです。 磁気圏は比較的穏やかな状態で、 AE指数は200nTくらいの小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールは西に通り過ぎています。 太陽風の速度はこの後下がって行きそうです。 3017、3014黒点群で発生した、M5.6、M1.5、M1.1のフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3014黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 太陽の南側で発生した2つのプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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