宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 5/18 13:52 更新 小規模フレアが続いています。太陽風の速度が高まっています。 担当 篠原 太陽では、昨夜、17日20時半(世界時17日11時半)に 中心部南側(下側)の3010黒点群で、 C9.9とM寸前の小規模フレアが発生し、 続く17日21時半(世界時17日12時半)には、 南西の端(右下)でC8.6の小規模フレアが発生しています。 北東(左上)の3014黒点群は、黒点が大きくなっていて、 C3の小規模フレアを3回起こしています。 活動が強まるかどうか、注目してください。 また、東端(左端)の向こう側に活動的な領域がある様で、 活動の様子が見え始めています。 SDO衛星AIA171の動画を掲載します。 フレアの爆発と、その後のプロミネンスの輝きが目立っています。 どの様な領域が現れるでしょうか。 太陽風は、昨日のニュースの後、 速度が600km/秒近くまで高まりました。 SDO衛星AIA193で見えていた中心部のコロナホールの影響が 始まったのではないでしょうか。 その後は少し下がって、現在は540km/秒と高速の状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、10nTへ強まって、 現在は3〜5nTと平均的な状態に戻っています。 磁気圏では活動が高まっていて、 AE指数は500〜700nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの最後の部分が中心に見えています。 太陽風速度の高まりは、この後、4〜5日くらい続くかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |