宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/16 12:58 更新 高速の太陽風が続いています。フレアの発生は少なくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は昨夜にかけて570km/秒まで高まりました。 その後はゆっくりと下がって、 現在は500km/秒付近を推移している様です。 高速の状態は続いています。 磁場強度は、9nT前後と強まった状態が続いていましたが、 グラフの最後で7nTに少し下がっていて、 このまま下がるのかまだ強まりが残るのか、 変化に注目しています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は変化が少ない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の中心部の赤道付近に 横に伸びるコロナホールが見えています。 現在の太陽風速度の高まりは、この領域が引き継ぐ形で 今週の後半にかけて続くのではないでしょうか。 注目してください。 太陽は、昨日のニュース以降は変化が少なくなり、 C1〜2の小さい小規模フレアが数回発生した程度です。 可視光写真ではあちこちに黒点が見えています。 このまま穏やかに推移するのか、再び活動度が高まるのか、 引き続き注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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