宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/13 13:01 更新 太陽の東端でM1.3のフレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 今朝、13日5時(世界時12日20時)に、 太陽の北東の端(左上)の向こう側で M1.3に達する中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 発生領域はまだ見えていない様なので、 本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 北東の端では、M1.3以降もちらちらと輝きが見えています。 この後、どのような領域が現れるでしょうか。 注目してください。 また、中心部南側(下側)の3007黒点群は、 C2.0の小規模フレアを起こした程度ですが、 黒点が増えて目立っています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 この後どのように変化するでしょうか。 太陽風は、低速の状態は続いていますが、 速度が300km/秒から350km/秒へゆっくり上がっています。 磁場強度は、10nT程度に強まった状態は終わり、 5nTと平均的な値に下がっています。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は、グラフの後半では変化が少なくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球の縦に伸びるコロナホールが、 太陽の中心線に達しようとしています。 3日後の16日くらいから、 この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3007黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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