宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
また、M2.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/13 09:52 C2.5
05:08 M1.3
02:46 C4.4
5/12 19:33 C2.9
16:37 C6.0
11:11 C8.5
07:32 C4.4
03:15 M2.7
01:38 M1.6
00:35 C8.8
5/11 23:45 C4.5
22:59 C3.8
22:05 C5.0
21:33 C3.0
18:27 C3.6
15:11 C4.5
14:35 C2.5
13:16 C2.3
11:50 C3.2
06:20 C2.1

黒点  5/13 (NOAA)
磁場 フレア
3006 20 β C3
3007 30 βγδ M2
3008 5 β ---
3009 6 β ---
3010 1 α C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 360 +0.6
-2 h 356 -1.0
-4 h 348 -2.5
-6 h 348 +0.9
-8 h 335 +5.0
-10 h 323 +0.1
-12 h 310 +4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 18 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.9 2x10^1
5/13 1.8 2x10^2
5/12 5.5 2x10^2
5/11 0.7 3x10^2
5/10 0.6 3x10^2
5/ 9 0.6 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/ 8 13:28 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽の南東の端でC6.4のフレアが発生しました。
2022/ 5/ 9 14:03 太陽の南東端でフレアが発生しています。4月の黒点相対数は 84.1 でした。
2022/ 5/10 13:39 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。太陽も穏やかです。
2022/ 5/11 13:45 X1.5の大規模フレアが発生しました。太陽風はかなり低速になっています。
2022/ 5/12 12:31 中規模フレアが3回発生し、太陽の東端から活動的な領域が近づいています。
最新のニュース

2022/ 5/13 13:01 更新
太陽の東端でM1.3のフレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。

担当 篠原

今朝、13日5時(世界時12日20時)に、
太陽の北東の端(左上)の向こう側で
M1.3に達する中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
発生領域はまだ見えていない様なので、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

北東の端では、M1.3以降もちらちらと輝きが見えています。
この後、どのような領域が現れるでしょうか。
注目してください。

また、中心部南側(下側)の3007黒点群は、
C2.0の小規模フレアを起こした程度ですが、
黒点が増えて目立っています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。
この後どのように変化するでしょうか。


太陽風は、低速の状態は続いていますが、
速度が300km/秒から350km/秒へゆっくり上がっています。
磁場強度は、10nT程度に強まった状態は終わり、
5nTと平均的な値に下がっています。

磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は、グラフの後半では変化が少なくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北半球の縦に伸びるコロナホールが、
太陽の中心線に達しようとしています。
3日後の16日くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。



太陽の北東の端で発生したM1.3の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3007黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。