宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/14 13:41 更新 Cクラスフレアが続いています。太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 昨夜、13日18〜21時(世界時13日9〜12時)頃に、 太陽の南西の端(右下)で大きいプロミネンスの噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304による動画を掲載します。 3日前の5月11日にもそっくりの動画を紹介したのですが、 太陽が活発になってきたことを感じます。 昨日のニュース以降、太陽では、 13日19時(世界時13日10時)に発生したC4.2の小規模フレアが最大で、 その他にC1〜3の小規模フレアが6回ほど発生しています。 活動としては小さいものばかりですが、 SDO衛星AIA131の動画を見ていると、 3007群、3010群、3011群などで活動が頻繁に発生しています。 この後も注目してください。 太陽風は、速度が350km/秒から320km/.秒へ下がり、 より低速の風になっています。 磁場強度は、昨日は5nTと平均的な状態でしたが、 昨夜から少しずつ強まって、現在は10nTに達しています。 CMEによる磁場の強まりが到来しているのかもしれません。 磁場の南北成分は、-5nT前後の南向きの変化が続いています。 速度はだいぶ下がっていますが、 AE指数では1000nTに達する大きな変化も発生しています。 太陽風の図の後半では南向きの磁場は弱くなっていて、 この後、北向きに切り替わるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが太陽の中心線上に見えています。 現在ここから噴き出している速度の高い太陽風が、 3日後くらいに地球に到来する可能性があります。 現在は低速の風が続いていますが、 16日くらいから変化に注目してください。 太陽の南西の端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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