宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/29 13:31 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽の南東の端(左下)で、 大きいプロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 28日12時(世界時28日3時)頃からプロミネンスが高まり始めて、 そのまま左下へ飛び出しています。 なかなか見事な光景です。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球に対しては横方向の噴出なので影響はありません。 フレアの活動は、北西の端(右上)に近付いた 2994黒点群で発生したC3.7の小規模フレアが最大で、 C1台の小さいフレアが5回ほど発生した程度です。 全体としては落ち着いてきた印象です。 太陽風は、520km/秒と高速の風が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの頃に10nTに上がりましたが、 その後はゆっくりと下がって、現在は6nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、-5nTに達するくらいの南寄りの変化が続いています。 磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部のコロナホールは西側に回り、 3日後くらいには太陽風の速度は低下に向かいそうです。 太陽の南東側で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南東に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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