宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/25 13:59 更新 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に下がり、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 今日、25日10時半(世界時25日1時半)に、 太陽の中心部の北西側(右上)の2993黒点群で、 M1.2の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 広い範囲が明るく輝く光り方をしています。 2993群では、直後の25日13時(世界時25日4時)にも M1.1の中規模フレアが発生していて、 動画では最後の頃に短時間に明るく光って見えています。 太陽の東端(左端)の向こう側の現象ですが、 昨夕、24日17時(世界時24日8時)頃に プロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 大きなコロナのループが噴き上がる様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されていて、 太陽の左に向かってガスが飛び出しています。 地球への影響はありません。 今後、東端から活動的な領域がこちら側に現れそうです。 どの様な領域か注目してください。 太陽風は、昨日のニュース以降は速度が下がり、 現在は450km/秒と平均的な状態に戻りかけています。 磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りで変化する様になり、 磁気圏は穏やかになっています。 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心の南東側(左下)にコロナホールが広がっています。 4日後くらいに、ここからの高速太陽風がやって来そうです。 2993黒点群で発生した、M1.2、M1.1の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンスの噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C2、C3によるCMEの様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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