宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:59)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/25 12:56 M1.2
10:20 M1.2
05:58 C2.7
4/24 18:15 C2.0
12:58 C3.7
04:19 C2.6
4/23 14:56 C1.9
07:00 C2.4

黒点  4/25 (NOAA)
磁場 フレア
2991 1 α ---
2993 11 βγδ M1
2994 20 βγ C3
2995 3 α ---
2996 2 β ---
2997 4 β ---
2998 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 463 +3.5
-2 h 474 +4.3
-4 h 483 +3.7
-6 h 479 +3.5
-8 h 482 +2.4
-10 h 443 +0.3
-12 h 463 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 16 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 3x10^2
4/25 0.6 1x10^3
4/24 0.7 1x10^3
4/23 0.7 7x10^2
4/22 0.7 4x10^2
4/21 0.7 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 4/20 13:53 太陽の南西の端でX2.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 4/21 12:58 M9.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 4/22 12:38 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速になっています。
2022/ 4/23 13:40 2993黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 4/24 13:40 太陽のフレアは落ち着いています。太陽風の速度が高まっています。
最新のニュース

2022/ 4/25 13:59 更新
M1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に下がり、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

今日、25日10時半(世界時25日1時半)に、
太陽の中心部の北西側(右上)の2993黒点群で、
M1.2の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
広い範囲が明るく輝く光り方をしています。

2993群では、直後の25日13時(世界時25日4時)にも
M1.1の中規模フレアが発生していて、
動画では最後の頃に短時間に明るく光って見えています。

太陽の東端(左端)の向こう側の現象ですが、
昨夕、24日17時(世界時24日8時)頃に
プロミネンスの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
大きなコロナのループが噴き上がる様子が見えています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)が観測されていて、
太陽の左に向かってガスが飛び出しています。
地球への影響はありません。

今後、東端から活動的な領域がこちら側に現れそうです。
どの様な領域か注目してください。


太陽風は、昨日のニュース以降は速度が下がり、
現在は450km/秒と平均的な状態に戻りかけています。
磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、北寄りで変化する様になり、
磁気圏は穏やかになっています。
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心の南東側(左下)にコロナホールが広がっています。
4日後くらいに、ここからの高速太陽風がやって来そうです。




2993黒点群で発生した、M1.2、M1.1の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンスの噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C2、C3によるCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。