宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/27 13:41 更新 太陽の北東でプロミネンスの噴出が発生しています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)で、今朝、27日10時(世界時27日1時)頃に、 プロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 カメラの端で切れてしまうのが残念に感じられる様な 規模の大きい噴出です。 この後、SOHO衛星などで CMEの様子を見ることができるでしょう。 地球に対しては横向きの噴出なので、影響はありません。 太陽は、北西(右上)の2993、2994黒点群や、 南西(右下)の活動領域、そして、南東(左下)の3001群とあちこちで、 C1〜3台の小規模フレアが発生しています。 今のところ、特に活発になっている領域はないようで、 現状程度の活動が見られそうです。 可視光写真では、東端の群番号のない3か所の黒点を含めると、 黒点群数が10に達しているかもしれません。 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は4〜5nTと 平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、比較的北寄りで推移していて、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は時々小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の南側にコロナホールが見えていて、 現在、地球の方向に速度の高い太陽風を噴き出している可能性があります。 2日後くらいから速度が高まって行くかもしれません。 注目してください。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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