宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 4/23 13:40 更新 2993黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の2993黒点群では、 昨日、22日12時(世界時22日3時)にC7.6、 22日14時(世界時22日5時)にM1.1、 22日22時(世界時22日13時)にM3.4など、 小中規模のフレアの発生が続いています。 およそ1日の活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 上記の3つのフレア以外にも、 小さい活動が頻繁に発生しています。 X線グラフで目立つ規模の変化は少なくなっていますが、 引き続き注目してください。 SDO衛星の可視光写真では、 南東の端(左下)に黒点が見え始めています。 STEREO Ahead衛星の画像を見ると、 より活動的な領域がこの黒点の向こう側にある様です。 どの様な領域が現れるでしょうか。 太陽風は、データがやや乱れていますが、 430km/秒付近の平均的な速度になっている様です。 磁場強度は5〜6nTと、こちらも平均的な値です。 磁気圏は比較的穏やかで、 AE指数は400nTの小規模の変化が1回と 小さい変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南東側(左下)に縦に伸びるコロナホールがある様です。 5〜6日後くらいの太陽風に影響が見られそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2993、2994黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |