宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
また、M9.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 07:00 C2.4
4/22 22:40 C3.7
22:17 M3.4
21:11 C3.6
13:54 M1.1
12:18 C7.7
06:00 C7.1
02:21 C3.1
4/21 21:48 C5.5
10:48 M9.7
08:26 C5.7
03:32 C9.0
02:42 C7.8

黒点  4/23 (NOAA)
磁場 フレア
2991 5 β ---
2993 18 βγ X1
2994 19 β C9
2995 5 β ---
2996 4 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 461 +1.1
-2 h 440 +0.8
-4 h 478 +0.2
-6 h 445 +2.0
-8 h 465 +3.1
-10 h 450 +0.4
-12 h 468 -2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 10 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
4/23 0.7 7x10^2
4/22 0.7 4x10^2
4/21 0.7 6x10^3
4/20 0.8 4x10^3
4/19 0.7 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 4/18 13:26 X1.1の大規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2022/ 4/19 13:47 太陽でフレアの発生が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 4/20 13:53 太陽の南西の端でX2.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 4/21 12:58 M9.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 4/22 12:38 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速になっています。
最新のニュース

2022/ 4/23 13:40 更新
2993黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽の2993黒点群では、
昨日、22日12時(世界時22日3時)にC7.6、
22日14時(世界時22日5時)にM1.1、
22日22時(世界時22日13時)にM3.4など、
小中規模のフレアの発生が続いています。

およそ1日の活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
上記の3つのフレア以外にも、
小さい活動が頻繁に発生しています。
X線グラフで目立つ規模の変化は少なくなっていますが、
引き続き注目してください。

SDO衛星の可視光写真では、
南東の端(左下)に黒点が見え始めています。
STEREO Ahead衛星の画像を見ると、
より活動的な領域がこの黒点の向こう側にある様です。
どの様な領域が現れるでしょうか。


太陽風は、データがやや乱れていますが、
430km/秒付近の平均的な速度になっている様です。
磁場強度は5〜6nTと、こちらも平均的な値です。

磁気圏は比較的穏やかで、
AE指数は400nTの小規模の変化が1回と
小さい変化が発生している程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南東側(左下)に縦に伸びるコロナホールがある様です。
5〜6日後くらいの太陽風に影響が見られそうです。



2993、2994黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2993、2994黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。