宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/22 12:38 更新 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速になっています。 担当 篠原 昨日発生したM9.6の中規模フレアの後の CME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 太陽から左上に向かって淡いガスが飛び出している様子が見えます。 特に激しい噴出ではないことと、横方向に飛び出しているので、 地球への影響は特になさそうです。 太陽の中心部北側の2993、2994黒点群では、 昨夜から今朝にかけて、C5.4、C3.1、C7.0の小規模フレアや、 その他にも小さいフレアが頻繁に発生しています。 黒点としても大きい姿を保っており、 引き続き活動に注目して下さい。 STEREO Ahead衛星によると、 この後は、東端の南半球側(左下)から活動的な領域が現れそうです。 2〜3日後くらいになりそうですが、 どのような領域が現れるでしょうか。 太陽風は、速度が400km/秒から470km/秒へゆっくり上がり、 やや高速になっています。 磁場強度は、一時的に10nTに強まりましたが、 現在は 5nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、図の前半は南北に変化していて、 南向きになった頃に、AE指数で500nTの変化が発生しています。 図の後半では、磁場は北寄りになっていて、 AE指数の変化は少なくなっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部に目立つほどのコロナホールはなく、 太陽風は、基本的には穏やかに推移しそうです。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2993、2994黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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