宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/21 12:58 更新 M9.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 昨日のX2.2大規模フレアに伴って発生した CME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 直前のM7.2中規模フレアのCMEが先に飛び出して、 それを追い越す様に噴出しています。 横方向の噴出なので、地球への影響はないでしょう。 南西の端(右下)の領域では、 この後も活発にフレアが続いていました。 現在の太陽のこちら側では、 北東(左上)の2993、2994黒点群でフレアが発生しています。 北側の2993黒点群で、 21日11時(世界時21日2時)に、 M9.6の中規模フレアが発生しました。 Xクラスまであと少しという規模です。 GOES衛星SUVI 131、304の動画を掲載します。 まだ発生直後で、変化の終わりまで画像が入っていません。 SUVI 304の画像によると、コロナのガスが飛び出している様で、 CMEも発生している可能性があります。 この後の情報に注目してください。 SDO衛星によるこの領域の拡大写真を掲載します。 引き続きフレアの発生に注意して下さい。 太陽風は、410km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度は、4nTから6nTへ小さい強まりが見られ、 変化以降、南北成分が南向きに少し強まっています。 この影響で、 AE指数では、500〜700nTと中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 太陽の中心に小さいコロナホールが見える程度です。 CMEの影響がなければ、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2993黒点群で発生したM9.6の中規模フレア。GOES衛星SUVI 131、304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2993、2994黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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