宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/17 10:23 更新 高速の太陽風が続いています。太陽の東端から新しい黒点が現れました。 担当 篠原 太陽風は、DSCOVR衛星のデータが欠けているので、 ACE衛星の図を参照して下さい。 これによると、速度は500km/秒台中盤で推移していて、 現在は540km/秒です。 磁場強度は、7nT前後と少し強まった状態で推移しています。 コロナホールによる高速の太陽風が続いています。 磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りでしたが、 中盤以降、南向きの変化が見られる様になっています。 磁気圏は比較的穏やかですが、 AE指数は途中から小規模の変化が続いています。 磁場の南向きの変化が強まれば、 磁気圏の活動もより活発になるでしょう。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西側に進み、 昨日よりも見にくくなっています。 高速太陽風はこれから後半に入りそうです。 太陽では、北東の端(左上)に2993、2994黒点群が現れています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 2つの大きい黒点の向こう側からも新しい黒点が現れそうです。 フレアの発生も続いていて、 2993黒点群で、C5.1、C4.2、C6.9などの小規模フレアと、 17日0時(世界時16日15時)には、 M1.0の中規模フレアが発生しています。 この1日の活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 この後の活動に注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 太陽の北東の端の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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