宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:55)
今日、C5.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/10 11:31 C5.0
4/ 9 20:17 C4.7
19:55 C3.7
4/ 8 23:41 C2.4

黒点  4/10 (NOAA)
磁場 フレア
2978 1 α C5
2983 3 β C1
2985 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 475 -3.2
-2 h 464 -2.7
-4 h 446 +11.7
-6 h 420 +11.6
-8 h 376 +7.7
-10 h 376 +7.5
-12 h 382 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -3 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^1
4/10 0.7 6x10^2
4/ 9 0.6 5x10^2
4/ 8 0.6 5x10^3
4/ 7 0.7 9x10^3
4/ 6 0.8 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 4/ 5 13:31 太陽風は平均的な状態です。複数のCMEが発生しています。
2022/ 4/ 6 12:26 太陽風は平均的な状態です。3月の黒点相対数は 78.5 でした。
2022/ 4/ 7 11:38 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2022/ 4/ 8 12:14 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動がやや強まりました。フィラメント噴出が発生しています。
2022/ 4/ 9 13:40 太陽風磁場が南向きにやや強まっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 4/10 13:55 更新
太陽風は磁場が強まり、やや高速になっています。

担当 篠原

昨日、10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、
ニュース以降はゆっくりと下がり、
夕方には5nTと平均的な値に戻っていました。
しかし、夜になると再び10nTに強まる変化が到来し、
今日の昼にかけて18nTに達していました。
現在は、グラフの最後で5nTへ急に下がる変化が発生しています。

太陽風の速度は、
磁場が強まってしばらく過ぎた今朝早くから上昇を始め、
380km/秒のやや低速の状態から、
現在は470km/秒とやや高速になっています。

コロナホールの高速太陽風に、
CMEによる乱れが重なっているのでしょうか。
太陽風は様々な変化を見せています。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄りで、中盤から北寄りに変わり、
後半で -10nTを超える強い南向きが2時間ほど発生しています。

AE指数のグラフも、
前半では500nTを超えるくらいの中規模の変化が続き、
その後は静かになってます。
最後に強い南向きの影響の活動の強まりが発生していますが、
今のところ変化は500nT程度です。

太陽風のグラフの最後で磁場は南北に変化していて、
この後の傾向は分かりませんが、
南寄りの状態が続くと、速度が少し高まっているので、
磁気圏の活動も強まりやすくなります。
速度の高まりも含めて、引き続き注目してください。


太陽は、昨日の午後、9日14時(世界時9日5時)頃から、
南側でプロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
巨大なコロナのループがゆっくりと噴き上がっています。

この噴出によるCME(コロナ質量放出)が、
太陽の右下に向かって飛び出しています。
地球に対しては横方向の噴出なので、
影響はなさそうです。

太陽は、中心部の2985黒点群が見えなくなり、
北西(右上)の2983群だけになっています。
2983群が西の端に沈むと、
久しぶりに無黒点になるのでしょうか。

フレアは、南西の端(右下)に沈んだ2978群の領域で、
C4.7とC4.9の小規模フレアが発生しています。




太陽の南側で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA/SWPC)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


プロミネンス噴出によるCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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