宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 4/ 7 11:38 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、4nTの状態が続いていましたが、 今朝、7日8時(世界時6日23時)頃に、 7nT程度へ少し強まる変化が発生しています。 同時に、太陽風の密度も小幅の急な増加が発生しています。 変化が小さいのではっきりしませんが、 注目していた3日深夜のCMEによる乱れが 到来したのでしょうか。 この程度の変化であれば、 磁気圏への影響は特に見られないままで推移しそうです。 現在の磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小規模の変化が時々発生している程度です。 SDO衛星AIA193では、 中心部にコロナホールが見えています。 3日後くらいに太陽風速度の高まりが見られるかもしれません。 今日の写真では横方向の広がりが見えています。 太陽風に変化が発生した場合、どの様な推移になるでしょうか。 太陽は、西の端(右端)でC3.1と、 中心部南東(左下)の2985群でC1.2の小規模フレアが発生した程度で、 穏やかな状態です。 黒点相対数が増加しているという話を昨日紹介しましたが、 現在の太陽は黒点が目立たなくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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