宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 4/ 9 13:40 更新 太陽風磁場が南向きにやや強まっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が380km/秒から340km/秒へ下がり、 低速になっていましたが、 グラフの最後で400km/秒に上がる変化が発生しています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に10nTへ強まる変化が到来し、 今朝にかけて5nTヘゆっくり下がっていたのですが、 再び10nTへ強まる変化が発生しています。 太陽で度々発生していたCMEの影響が、 順番にやって来ているのかもしれません。 磁場の南北成分は、 今朝の磁場の強まり以降南向きに変化する様になり、 現在は-7nTに強まっています。 速度は特に高まっていませんが、 磁気圏の活動がある程度強まるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 中心部のコロナホールが更に西に進んでいます。 明日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 太陽は、南西(右下)の2978黒点群で C2.4の小規模フレアが発生した程度で、 全体的に穏やかな状態です。 黒点も、中心部は2985群だけで、 2978、2983群などは西の端に近くなっていて、 これらが沈むと、太陽面は寂しくなるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |