宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 3/25 14:42 更新 太陽風の速度は下がり始めています。太陽でフレアの発生が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜にかけて550km/秒へ高まり、 今日に入る頃から下がり始めて、 現在は480km/秒とやや高速程度になっています。 磁場強度は、昨夜に5nTを割って、 以降、4nT前後で推移しています。 磁場の南北成分は、 北寄りから南寄りへゆっくり変化しています。 磁気圏は比較的穏やかで、 AE指数は時々小規模の変化が発生している程度です。 磁場の南寄りの傾向が続けば、 この後、活動が少し高まるかもしれません。 太陽風速度の高まりは一旦下がりましたが、 SDO衛星AIA193を見ると、 中心部のコロナホールが西側に進み、 明後日くらいからこちらの影響が始まりそうです。 太陽は、北東の端(左上)に現れた黒点に、 2976群と番号が付けられています。 昨日のニュース以降、2975群と2976群で C1〜2の小規模フレアが6回ほど発生しています。 これらの領域の昨日からの活動の様子を SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 あちこちでフレアの輝きが発生しています。 ここまでニュースを書いているところで、 南東(左下)の2974黒点群でM1.4の中規模フレアが発生した様です。 X線グラフの右端が急増しています。 2974群が明るく輝いているSDO衛星AIA131の画像を掲載します。 こちらの領域も注目して下さい。 2975、2976黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北東の2975、2976黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 南東の2974黒点群でM1.4の中規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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