宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
今日、C4.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/23 05:15 C4.8
3/22 21:11 C7.0
3/21 --- ---

黒点  3/23 (NOAA)
磁場 フレア
2972 7 β C1
2974 2 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 405 +5.0
-2 h 397 +6.2
-4 h 374 +5.6
-6 h 361 +6.9
-8 h 341 +0.0
-10 h 325 +0.2
-12 h 324 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 3x10^1
3/23 0.9 3x10^2
3/22 2.5 4x10^2
3/21 5.7 2x10^2
3/20 0.7 4x10^2
3/19 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/18 13:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 3/19 12:45 低速の太陽風が続き、磁気圏は穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
2022/ 3/20 12:26 太陽風は低速の状態が続いています。これから速度が高まる可能性があります。
2022/ 3/21 12:18 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 3/22 12:55 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2022/ 3/23 12:59 更新
プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は平均的な速度になっています。

担当 篠原

昨夜から今日未明にかけて、
太陽の北東の端(左上)でプロミネンスの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
大きいプロミネンスがゆっくりと飛び出して行く様子が見事です。

この噴出によりCME(コロナ質量放出)も発生していて、
SOHO衛星LASCO C2で撮影されています。
横方向への噴出なので、地球への影響はありません。

太陽では、北東の端から新しい黒点が現れています。
ここの辺りの領域で、昨夜、22日21時(世界時22日12時)に
C7.0の大きめの小規模フレアが発生しています。
また、南東(左下)の2974黒点群でも
C4.8の小規模フレアが発生しています。

太陽の東側がにぎやかになってきました。
引き続き注目してください。


太陽風は、速度がゆっくりと上がり、
ちょうど400km/秒と平均的な速さに達したところです。
磁場強度は、5〜10nTとやや強まった状態で推移しています。
SDO衛星AIA193で中心部の右側に見えるコロナホールの影響が
始まっているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの後半は北寄りになっています。
現在の磁気圏は穏やかで、AE指数のグラフの後半は変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
左側のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。
この領域にかけて、しばらく太陽風が強まった状態になるかもしれません。



太陽の北東の端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上に向かってCMEが飛び出しています。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。