宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/22 --- ---
3/21 --- ---
3/20 16:34 C4.6
06:00 C2.1

黒点  3/22 (NOAA)
磁場 フレア
2972 8 β ---
2973 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 327 -2.7
-2 h 331 -3.4
-4 h 333 -3.4
-6 h 328 +0.0
-8 h 331 -0.2
-10 h 328 +1.0
-12 h 317 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 20 -/ -
-8 h 27 -/ -
-10 h 20 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.0 4x10^1
3/22 2.5 4x10^2
3/21 5.7 2x10^2
3/20 0.7 4x10^2
3/19 0.7 3x10^2
3/18 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/17 13:43 フィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや低速です。
2022/ 3/18 13:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 3/19 12:45 低速の太陽風が続き、磁気圏は穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
2022/ 3/20 12:26 太陽風は低速の状態が続いています。これから速度が高まる可能性があります。
2022/ 3/21 12:18 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 3/22 12:55 更新
太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日の午後、21日15時(世界時21日6時)頃、
太陽の向こう側で、ある程度規模の大きい爆発現象が発生した様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3、
STEREO Ahead衛星COR2などのコロナグラフで、
CME(コロナ質量放出)が飛び出す様子が撮影されています。

向こう側の現象なので、地球へ到来する太陽風への影響はありません。
しかし、加速されて高エネルギーになった陽子が地球まで飛んできて、
GOES衛星で観測されています。
この程度に増加したのは、1月20日以来です。


太陽のこちら側では目立った活動はなく、
今朝、南半球の2972黒点群でC1.1の小規模フレアが発生した程度です。

太陽の南東(左下)から新しい黒点が現れていますが、
今のところ特に活動は見られません。


太陽風は、330km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は少し高まって、6〜8nTの間を推移しています。

磁場の南北成分は、
グラフの後半から南寄りで変化する様になっています。
このため、AE指数は穏やかな状態が続いていましたが、
グラフの最後で小規模の変化が起きています。

この後も、磁場が南寄りで推移すれば、
磁気圏も小規模の活動が続くでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中心部の東西にコロナホールが見えています。
右のコロナホールの影響が明日くらいから始まるかもしれません。
また、左の影響は5日後くらいでしょうか。



太陽の向こう側で発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を左斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星のCOR2によるCME。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー陽子の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。