宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 3/20 12:26 更新 太陽風は低速の状態が続いています。これから速度が高まる可能性があります。 担当 篠原 太陽風は310km/秒と低速の風が続いていますが、 昨夜から磁場強度が少しずつ強まり、現在9nTに達しています。 コロナホールによる高速の太陽風が近づいているのかもしれません。 今後、速度が上昇を始めるかどうか注目してください。 磁場が強まり始めるとともに、南北成分が南向きに強まる様になり、 -5nT程度の変化になっています。 速度は下がっていますが、磁気圏の活動が少し高まって、 AE指数は300nTの小規模の変化が続く様になっています。 この後、更に磁場が強まったり速度が高まるなどすると、 活動の規模もより大きくなります。 注目してください。 SDO衛星AIA193では、南極から伸びるコロナホールは南西に進み、 少し見にくくなっています。 また、中心部に小さいコロナホールがあります。 広がりは小さいですが、3日後くらいに影響が見られるでしょうか。 太陽は、小さい黒点があちこちに見えて、 少しにぎやかになっています。 X線グラフのC1.2、C2.1の小規模フレアは、 西の端(右端)に近づいている2965群で発生しています。 SDO衛星AIA193の南東の端(左下)に明るい領域が少し見えています。 活動的な領域が近付いている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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