宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 3/19 12:45 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏は穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度も4nTで安定しています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りで推移しています。 しかし、速度が下がっているため磁気圏は穏やかで、 AE指数は、小さい変化がぽつんと見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、南極から伸びるコロナホールが西に進み、 明日くらいから影響が始まる可能性があります。 太陽風の磁場強度の強まり、速度の高まりに注目して下さい。 コロナホールの緯度が高いので、 影響は小規模になるかもしれません。 太陽は、見えている黒点が少なくなり、 X線の変化もほとんどありません。 グラフの最後のBクラスの小さい高まりは、 北西(右上)の2965群で発生しています。 STEREO Ahead衛星によると、 東端の向こう側の南半球側に、活動が目立つ領域があります。 明後日くらいにこちら側に現れそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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