宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/16 08:20 C6.6
07:30 M1.5
3/15 21:33 M1.4
20:23 C1.6
17:03 C3.3
14:39 C3.7
07:06 C5.3
3/14 17:33 M2.0
11:24 C2.0
08:28 C3.9

黒点  3/16 (NOAA)
磁場 フレア
2960 1 α ---
2965 25 βγ M2
2967 1 α ---
2970 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 417 +1.6
-2 h 424 +2.9
-4 h 422 +2.9
-6 h 425 -1.0
-8 h 409 +1.4
-10 h 504 -3.4
-12 h 417 -1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 5x10^1
3/16 1.0 2x10^2
3/15 1.6 4x10^2
3/14 0.7 4x10^2
3/13 0.9 6x10^2
3/12 1.0 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/11 12:50 太陽の中心部でCMEが発生し、太陽風の乱れが地球へ向かっています。太陽風磁場が強まっています。
2022/ 3/12 13:25 M2.2の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりが続き、磁気圏活動も活発でした。
2022/ 3/13 11:21 太陽風は平均的な状態です。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2022/ 3/14 13:03 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が一時的に激しくなりました。
2022/ 3/15 13:47 太陽風磁場の強まりは続いていますが、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2022/ 3/16 12:59 更新
Mフレアが2回発生しています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

2965黒点群の活動が強まっています。
昨夜、15日21時半(世界時12時半)にM1.4、
今朝、16日7時半(世界時15日22時半)にM1.5と、
中規模フレアが2回発生しています。

この1日間の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
C3.7の小規模フレアに始まって、
C3.3、C1.6、M1.4、M1.5、C6.6と、
次々にフレアの輝きが発生しています。

今のところ、CME(コロナ質量放出)は発生していないようです。
しかし、まだ太陽の中心付近に見えているので、
引き続きフレアの発生に注目してください。


太陽風は、磁場強度の強まりが終わり、
現在は4nと平均的な状態です。
速度は少し上がって、420km/秒で推移しています。
ことらも平均的な状態です。

AE指数は、太陽風磁場が南寄りになっていた頃に
300nTの小規模の変化が発生しましたが、
現在は磁場が北寄りのため、
AE指数の変化は見られなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
南極から縦にコロナホールの暗い領域が伸びています。
緯度が高めですが、
4日後くらいから太陽風の速度が高まりそうです。




Mフレアが2回発生した2965黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。