宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 3/10 13:29 更新 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒前後と平均的な状態です。 磁場強度は3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤から弱い南向きになっています。 しかし、磁気圏は穏やかで、 AE指数は時々小規模の変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは特に見られず、 この後も太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、北東(左上)の2965黒点群で C1.0の小規模フレアが2回起きている程度で、 比較的穏やかな状態です。 2965群では、小さい活動が頻繁に起きているので、 活動が大きくなる様であれば、注意が必要になるでしょう。 STEREO Ahead衛星によると、 東端の向こう側の南北に活動的な領域がありまs。 どの様な領域が現れるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いていますが、 ゆっくりと減少しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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