宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 3/ 9 12:49 更新 太陽風は平均的な状態です。2月の黒点相対数は 59.7 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、 2月の黒点相対数は、59.7 と発表されました。 12月から3か月連続で50を超えていて、 既にこの水準が当たり前になっている様です。 1枚目の図で11年前の2011年の初め頃を見ると、 13か月平均値の赤線は、ちょうど50の線に達しています。 今周期の太陽黒点は、 前周期と同じ様な立ち上がりが続いています。 そう考えると、2012年の後半では、 月平均値の点は100を超えるくらいに高まっています。 半年後には、太陽黒点の出現数がこのくらい (現在の2倍です)に高まっている可能性があります。 11年に1度しか見られない黒点数の高まりの変化です。 注目してください。 太陽の北東の端(左上)には、2965黒点群が現れています。 小さい活動が続いていて、 今朝、9日7時半(世界時8日22時半)には、 C1.1の小規模フレアを起こしています。 引き続き注目してください。 太陽風は、昨日のニュースのすぐ後に速度が450km/秒へ下がり、 現在は400km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていて、 AE指数は、小さい変化が続いています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この後の活動はより小さくなるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東側にかけてコロナホールは見えていません。 27日前には、太陽の中心部の南側にコロナホールがあり、 27日周期の図の前周期の 2月12日以降の高速太陽風を作っていたのですが、 今回の太陽風はこのまま穏やかに推移しそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いています。 太陽風速度の高まりは終わっているので、 この後はゆっくりと減少するでしょう。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 2月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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