宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 3/ 5 11:45 更新 太陽風の速度は特に高まらず、平均的な状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に450km/秒へ少し高まりましたが、 今日に入ると下がり始め、現在は400km/秒と平均的な状態です。 磁場強度は、7nTとやや強まった状態で推移しています。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールは西の端に近付いています。 影響はこの程度で終わるのか、遅れてこれから始まるのか、 もうしばらく注目してください。 磁場の南北成分は南寄りになっています。 磁気圏の活動はやや高まっていて、 AE指数は400〜500nTの小規模の変化が続いています。 太陽は、南東(左下)の2960黒点群で C1台の小さい小規模フレアが3回発生しましたが、 X線グラフの変化は次第に小さくなり、 現在はBクラスの変化に留まっています。 北東の端(左上)に現れた領域は、 とても小さい黒点が1つ微かに見える程度でした。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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