宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 6 11:20 C2.6
04:52 C2.7
3/ 5 --- ---
3/ 4 06:46 C3.3

黒点  3/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2955 1 α ---
2957 14 β ---
2958 3 β C3
2960 8 β C1
2961 7 β ---
2962 2 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 546 -2.7
-2 h 551 -0.0
-4 h 551 -3.5
-6 h 552 -3.0
-8 h 542 -5.5
-10 h 528 -7.0
-12 h 503 -5.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -48 -/ -
-2 h -48 -/ -
-4 h -45 -/ -
-6 h -53 -/ -
-8 h -46 -/ -
-10 h -34 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^2
3/ 6 0.7 7x10^2
3/ 5 0.6 4x10^2
3/ 4 0.7 5x10^2
3/ 3 0.7 2x10^2
3/ 2 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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太陽風 1日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/ 1 14:25 CMEが発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/ 3/ 2 11:20 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2022/ 3/ 3 09:21 M2.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2022/ 3/ 4 09:59 太陽風は平均的な速度ですが、これから高まるかもしれません。
2022/ 3/ 5 11:45 太陽風の速度は特に高まらず、平均的な状態です。
最新のニュース

2022/ 3/ 6 13:11 更新
太陽風の速度が高まり、磁気圏の活動も活発になりました。

担当 篠原

昨日の午後、5日15時(世界時5日6時)頃から
太陽風の速度は上昇を始め、
今日に入る頃500km/秒台に達し、高速の状態になりました。
その後、550km/秒まで高まって、現在もこの状態です。
コロナホールの影響がやって来た様です。

太陽風の磁場強度は、
8nTとやや強まった状態で推移しています。
速度が高まり始めると、南北成分は南向きに変化して、
-5〜 -10nTで推移する様になりました。
このため、磁気圏の活動が活発になり、
AE指数は、1000〜1500nTに達する大きな変化が
繰り返し発生しています。
極域では活発なオーロラが現れたのではないでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの後半では変化が小さくなり、
0nT付近で推移しています。
速度は高まっていますが、
磁気圏活動の規模は一段小さくなりそうです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは西の端に近付き、
太陽の中心部にはコロナホールは見えません。
高速太陽風はあまり長く続かず、
その後は、穏やかな状態がしばらく続きそうです。


太陽は、今日に入った頃から
北東(左上)の2962黒点群がやや活発になり、
C1.0、C1.7、C2.7、C1.0、C2.6と、
Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。
引き続き注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。