宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 3/ 4 09:59 更新 太陽風は平均的な速度ですが、これから高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くにかけて360km/秒まで下がり、 そこから少し上がって、現在は420km/秒と平均的な状態です。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態から、 今朝早くに8nTへやや強まり、 その後少し下がりましたが、引き続き強まる可能性があります。 コロナホールの影響が始まっているのかもしれません。 この後の太陽風の推移に注目して下さい。 SDO衛星AIA193の画像では、 コロナホールの右端は太陽の西側をだいぶ進み、 影響が始まる目安の位置に達しています。 太陽風の磁場が強まって、 南北成分の振れ幅が少し大きくなっています。 そのため、磁気圏の活動も少し大きくなっていて、 AE指数は300〜400nTの小規模の変化が続いています。 太陽は、南東の端(左下)に現れた 2960黒点群の大きい姿が見えています。 フレアは小さい活動に留まっていますが、今後どうなるでしょうか。 また、北東の端(左上)にも活動的な領域が近付いている様で、 SDO衛星AIA131の動画では、活動が続いている様子が見られます。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |