宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:21)
今日、M2.0の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 3 04:28 C2.0
02:31 M2.0
3/ 2 18:07 C3.0
13:07 C1.9
3/ 1 --- ---

黒点  3/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2954 1 α ---
2955 1 α ---
2956 3 β ---
2957 5 β C3
2958 2 β M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 425 +2.0
-2 h 429 +0.3
-4 h 437 -0.4
-6 h 448 +0.3
-8 h 455 -0.6
-10 h 458 -0.1
-12 h 481 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 8 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 8x10^1
3/ 3 0.7 2x10^2
3/ 2 0.7 3x10^2
3/ 1 0.8 5x10^2
2/28 0.7 2x10^2
2/27 0.8 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/26 13:18 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が始まりそうです。
2022/ 2/27 13:22 これから太陽風の速度が高まるかもしれません。Bクラスの小さいフレアが続いています。
2022/ 2/28 13:23 太陽風は高速になっています。磁気圏は比較的穏やかです。
2022/ 3/ 1 14:25 CMEが発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/ 3/ 2 11:20 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2022/ 3/ 3 09:21 更新
M2.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

今日未明、3日2時半(世界時2日17時半)に、
太陽の北東側(左上)の2958黒点群で
M2.0の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
中規模フレアの発生は、世界時2月15日のM1.3以来です。

太陽では、この他にも南東(左下)の2957群でC3.0が、
北西(右上)の領域でも小さいフレアが発生し、
これら3つの現象に伴って、
弱いCME(コロナ質量放出)が発生している様です。
3日後くらいに、
太陽風磁場の強まりなどの影響があるかもしれません。

また、太陽の南東の端から新しい黒点が現れ、
北東の端にも新しい領域が近づいています。
今後の太陽の活動に注目してください。


太陽風は、昨日の午後以降は速度が次第に低下し、
現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の活動が1回起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールが西に進み、
地球に影響が及び始める目安の位置に近づいています。
再び速度の高まりが始まりそうです。



北東の2958黒点群で発生したM2.0の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。