宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 --- ---
2/24 --- ---
2/23 --- ---

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
2954 1 α ---
2955 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 397 +2.7
-2 h 406 -2.4
-4 h 410 -0.5
-6 h 400 -0.7
-8 h 418 +4.0
-10 h 431 +4.4
-12 h 422 +2.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
2/25 0.8 2x10^3
2/24 0.9 2x10^3
2/23 1.0 1x10^3
2/22 1.2 6x10^2
2/21 1.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/20 14:01 太陽風の速度が高まっています。C5.2の小規模フレアが発生しました。
2022/ 2/21 13:27 太陽風の弱い乱れが到来するかもしれません。高速の太陽風が続いています。
2022/ 2/22 13:16 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/ 2/23 13:26 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 2/24 13:21 太陽風はやや高速の状態です。磁気圏の活動がやや高まっています。
最新のニュース

2022/ 2/25 13:08 更新
太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜遅くから低下して、
今朝以降は400k/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度は、今日に入った頃からゆっくりと強まって、
現在は7nTと少し強まった状態です。

磁場の南北成分は、
北向きから南向きにゆっくり変化して、
グラフの最後で再び北向きになっています。
AE指数は、グラフの中盤は変化がありませんでしたが、
後半で小規模の変化が発生しています。
現在は磁場が北向きなので、
この後は、再び静かになりそうです。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールが見えています。
明後日くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、昨日のB9.3以降はX線グラフに変化はなく、
穏やかに推移しています。

黒点群も2つ見えているだけになっています。
NOAA/SWPCの黒点群リストが2群だけになるのは、
1月25日以来、1か月ぶりです。
(群番号リストにない黒点が見えていることも多いので、
参考程度に考えて下さい)

SDO衛星AIA193の写真でも見え始めていますが、
今後、南東の端(左下)から活動的な領域が現れそうです。
タイミングから考えると、
今月上旬に見えていた2939黒点群が
太陽の向こう側を回って戻ってくるのかもしれません。

また、STEREO Ahead衛星によると、
これに続く様に、北東(左上)にも別の領域がある様です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。