宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 2/23 13:26 更新 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 540km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 今日に入った頃から少しずつ下がり続け、 現在は470km/秒とやや高速程度になっています。 コロナホールの影響は終わりになりそうです。 磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。 南北成分は、グラフの途中から北寄りの傾向になっています。 このため、磁気圏の活動は小さくなっていて、 AE指数は、初めの頃に活発な変化が発生していますが、 中盤以降は、一時的に小規模の変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の東側(左側)にコロナホールが見えています。 4日後くらいにこの影響が始まりそうです。 太陽では、昨夜、22日21時(世界時22日12時)に、 北西の端(右上)でプロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、太陽の右上に向かって 弱いCME(コロナ質量放出)が発生していますが、 地球への影響はありません。 北東(左上)の2955黒点群では、 Bクラスの小さいフレアが頻繁に発生しています。 規模が大きくなる様であれば、注意が必要になるでしょう。 太陽の北西端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |