宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
昨日、C3.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 --- ---
2/22 03:38 C3.1
2/21 --- ---

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
2953 6 β ---
2954 1 α C2
2955 1 α C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 473 +2.8
-2 h 492 +3.7
-4 h 489 +2.3
-6 h 499 +0.5
-8 h 508 +0.2
-10 h 512 -1.5
-12 h 524 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -1 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 5x10^2
2/23 1.0 1x10^3
2/22 1.2 6x10^2
2/21 1.5 3x10^2
2/20 1.4 3x10^2
2/19 1.9 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/18 13:02 太陽風は低速です。これから速度が高まるかもしれません。
2022/ 2/19 13:20 太陽風は低速ですが、磁場が南を向いて磁気圏の活動をやや高めています。
2022/ 2/20 14:01 太陽風の速度が高まっています。C5.2の小規模フレアが発生しました。
2022/ 2/21 13:27 太陽風の弱い乱れが到来するかもしれません。高速の太陽風が続いています。
2022/ 2/22 13:16 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2022/ 2/23 13:26 更新
太陽風の速度はゆっくりと下がっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

540km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
今日に入った頃から少しずつ下がり続け、
現在は470km/秒とやや高速程度になっています。
コロナホールの影響は終わりになりそうです。

磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。
南北成分は、グラフの途中から北寄りの傾向になっています。
このため、磁気圏の活動は小さくなっていて、
AE指数は、初めの頃に活発な変化が発生していますが、
中盤以降は、一時的に小規模の変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の東側(左側)にコロナホールが見えています。
4日後くらいにこの影響が始まりそうです。


太陽では、昨夜、22日21時(世界時22日12時)に、
北西の端(右上)でプロミネンスの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これにより、太陽の右上に向かって
弱いCME(コロナ質量放出)が発生していますが、
地球への影響はありません。

北東(左上)の2955黒点群では、
Bクラスの小さいフレアが頻繁に発生しています。
規模が大きくなる様であれば、注意が必要になるでしょう。




太陽の北西端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。