宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:01)
今日、C5.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/20 12:39 C5.1
2/19 --- ---
2/18 05:28 C1.4

黒点  2/20 (NOAA)
磁場 フレア
2946 1 α ---
2948 6 β ---
2952 1 α ---
2953 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 509 +3.1
-2 h 516 +5.9
-4 h 469 -4.3
-6 h 452 -1.3
-8 h 407 +0.8
-10 h 379 -0.4
-12 h 391 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.0 6x10^1
2/20 1.4 3x10^2
2/19 1.9 6x10^3
2/18 1.4 5x10^3
2/17 1.2 1x10^4
2/16 1.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/15 13:00 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 2/16 12:48 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽の向こう側で大きいフレアが発生しています。
2022/ 2/17 12:31 太陽は穏やかです。太陽風はやや低速です。
2022/ 2/18 13:02 太陽風は低速です。これから速度が高まるかもしれません。
2022/ 2/19 13:20 太陽風は低速ですが、磁場が南を向いて磁気圏の活動をやや高めています。
最新のニュース

2022/ 2/20 14:01 更新
太陽風の速度が高まっています。C5.2の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

330km/秒と低速だった太陽風は、
昨夜から上昇が始まり、
20日11時(世界時20日2時)頃に500km/秒を超えて、
高速の風に変わりました。
コロナホールの影響が始まった様です。
現在の速度は、520〜530km/秒です。

一方、太陽風の磁場強度は
午前中までは10nT程度に強まった状態が続いていましたが、
現在は5nT程度に下がっています。

磁場の南北成分は、
南寄りが続いていましたが、
速度が高まった頃に北寄りに傾向が切り替わっています。
AE指数のグラフは、
ここまでは300〜500nTの小規模の変化が続いていますが、
この後は穏やかになりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、
1月25日以降速度の高まりがずっと続いています。
一方、SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にはっきり見える様なコロナホールはありません。
今回は高速の太陽風がどこまで続くか、注目してください。


太陽は、北東の端の向こう側から活動的な領域が近づいています。
ここで、20日13時(世界時20日4時)に、
C5.2とやや大きい小規模フレアが発生しました。

少し前の時間からのSDO衛星AIA131の動画を掲載します。
発生領域が完全には見えていないので、
本当の規模はこれよりも大きかったかもしれません。

太陽の可視光写真では、黒点が見え始めています。
この後、どの様な領域が現れるでしょうか。



太陽の北東の端で発生したC5.2の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。