宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 01:54 C2.4
2/ 7 21:29 C3.8
17:06 C1.6
14:22 C2.6
2/ 6 09:56 C1.9
01:44 C2.1

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2939 5 β C3
2940 19 β ---
2941 11 β C2
2942 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 448 +0.4
-2 h 453 -0.4
-4 h 452 -0.5
-6 h 462 -1.3
-8 h 466 -1.0
-10 h 478 -1.5
-12 h 477 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 9x10^3
2/ 8 0.8 1x10^4
2/ 7 0.7 1x10^4
2/ 6 0.7 6x10^3
2/ 5 0.7 2x10^4
2/ 4 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/ 3 13:21 太陽風が高速になっています。磁気圏の活動も高まりそうです。
2022/ 2/ 4 12:34 太陽風磁場が南向きに大きく変化して、磁気圏の活動が激しくなりました。
2022/ 2/ 5 13:11 太陽風磁場が再び南向きに強まり、磁気圏の活動も活発になりました。
2022/ 2/ 6 12:38 高速の太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2022/ 2/ 7 12:35 フィラメント噴出が発生し、CMEが地球に向かっています。高速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2022/ 2/ 8 13:02 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後もゆっくりと下がり、
現在は450km/秒と平均的な状態に戻っています。
磁場強度は4nTから3nTへ少し下がり、
やや弱くなっています。

磁場の南北成分は、変化は小さいですが、
南寄りの傾向が続いています。
速度が下がってきたため規模は小さくなっていますが、
AE指数は200〜500nTの変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
南東側(左下)に濃いコロナホールが見えています。
次の注目はこの領域です。
2〜3日後に中心線に達して、
その3日後くらいから高速の太陽風が始まると考えると、
13〜14日頃でしょうか。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は1月15日から速度が高まっています。
今回、コロナホールの場所が少し左に動いている様なので、
高速風到来のタイミングは少し遅れそうです。
実際にはどうなるでしょうか。


太陽は、西の端に沈んだ2938黒点群の活動が高まった様で、
C3.8やC2.4などの小規模フレアが
西の端(右端)で発生しています。

こちら側に見える領域では、
2939群、2941群で
C1台の小さい小規模フレアが発生した程度です。
太陽は穏やかに推移しそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。