宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 2/ 6 12:38 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に再び500km/秒を超え、 夜遅くには550km/秒に達しました。 その後、現在まで高速の状態が続いています。 磁場強度は、 速度が高まり始めた頃に8nTにやや強まりましたが、 その後は6nTと平均的な値に戻っています。 太陽風磁場の南北成分は、 -5nTから+5nTにかけて、南北に変化しています。 このため、南を向いた頃に磁気圏の活動が高まり、 AE指数では500nT程度の中規模の変化が 時間をおいて繰り返し発生しています。 現在のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部にコロナホールは見られません。 太陽風速度の高まりは、 この後次第に落ち着いて行くのではないでしょうか。 一方、まだ見にくいですが、 南東の端(左下)近くにコロナホールが見え始めています。 STEREO Ahead衛星によるとそれなりに広がりがある様で、 次の太陽風の高まりはこの領域の影響になりそうです。 27日周期の図では、 前周期の1月15日に始まる高速太陽風の回帰にあたります。 太陽は、北西の端(右上)に沈んで行った2936黒点群と、 北東(左上)に見える2941黒点群を中心に、 C1〜2の小さい小規模フレアが10回ほど発生しています。 小さい変化は頻繁に発生しているので、 規模が大きくなる様だと注意が必要になるでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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