宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 2/ 5 13:11 更新 太陽風磁場が再び南向きに強まり、磁気圏の活動も活発になりました。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風の磁場は再び12nTに強まり、 南北成分は南向きに強まって、-9nTに達しました。 速度は550km/秒から500km/秒へ少し下がりましたが、 今朝まで500km/秒台を保ちました。 この影響で磁気圏の活動が再び強まって、 AE指数は1000〜1500nTに達する大きな変化が 半日にわたって続いています。 Dst指数(速報値)も、 昨日のニュースの頃は0nT近くに戻っていましたが、 すぐに変化が強まって、 -71nTと昨日と同じくらいの規模に達しています。 今朝以降、太陽風磁場の南北成分は0nT付近に戻り、 強度も7nTと平均的な状態に近付いています。 現在は480km/秒とやや高速の状態です。 太陽風の強まりはこのまま下がっていくのでしょうか。 太陽は、北西の端(右上)に近付いた 2936黒点群の活動が目立っています。 昨日と同様、GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 コロナのガスを激しく噴き上げる様子が見えます。 それぞれ、C2.2、C5.6、C2.6の小規模フレアとして X線グラフの高まりも発生しています。 その他の領域は小さい活動が見られるだけで、 2936群が沈んだ後、太陽は静かになりそうです。 今回の太陽風の高まりの影響で、 放射線帯の高エネルギー電子が増加して、 1万の線に達しています。 (c) 京都大学WDC 2936黒点群の活動の様子。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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