宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 00:42 C2.1
2/ 2 19:15 C7.8
18:37 C5.5
14:19 C3.3
13:30 C2.7
11:01 C2.3
07:25 C9.0
00:14 C6.5
2/ 1 22:07 C2.2
20:56 C2.8
18:51 C2.4
16:26 C8.6
06:55 C1.8
04:44 C1.9

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2936 12 β C3
2938 4 β ---
2939 3 β C9
2940 16 βγ C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 491 -4.3
-2 h 496 -1.1
-4 h 437 +4.0
-6 h 416 +6.3
-8 h 416 +3.6
-10 h 402 +4.8
-12 h 417 -1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
2/ 3 0.8 9x10^2
2/ 2 0.7 9x10^3
2/ 1 0.8 8x10^3
1/31 0.9 3x10^3
1/30 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 1/29 14:31 太陽風はやや高速の状態です。Cクラスのフレアが続いています。
2022/ 1/30 13:46 M1.1の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが地球に向かっています。
2022/ 1/31 15:48 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 2/ 1 12:28 Cクラスの小規模フレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。
2022/ 2/ 2 13:13 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。変化は比較的小規模です。
最新のニュース

2022/ 2/ 3 13:21 更新
太陽風が高速になっています。磁気圏の活動も高まりそうです。

担当 篠原

太陽風は、昨日のニュースの後はゆっくりと速度が下がり、
今日の未明には400km/秒と平均的な速さに戻りました。

一方、磁場強度は7nT前後とやや強まった状態が続き、
今朝、3日5時(世界時2日20時)には10nTへ強まり、
以降も上がり続けて、現在は15nTに達しています。

それに続く様に速度も上昇を始め、
3日10時(世界時3日1時)には500km/秒に達して
高速の風に変わっています。
以降も500km/秒前後を推移しています。

SDO衛星AIA193の中心部に見えていた
コロナホールの影響が早めに始まったのでしょうか。
高速風の噴き出し口は、
もっと右側へ広がっていたのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤で一時的に南向きに変化していますが、
その他は北向きの時間が続き、
グラフの最後で南へ変化しているところです。

このため、磁気圏の活動は磁場が南を向いた時間帯に
AE指数で1000nTに達する大きな変化が発生していますが、
その前後は穏やかです。
そして、グラフの最後で変化が始まっているところです。

このまま磁場が南向きに変化を続ける様であれば、
オーロラの活動も高まって行くでしょう。


太陽は、北東(左上)の2940黒点群でC5.5、
南東(左下)の2939黒点群でC7.8を最大に、
C1〜3の小規模フレアが多数発生しています。

北東の端からは新しい黒点がちょうど顔を出しています。
こちらに現れる前にC2.0の小規模フレアを起こしていて、
どのくらいの活動度の領域か注目して下さい。





SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。