宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 2/ 1 12:28 更新 Cクラスの小規模フレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。 担当 篠原 太陽の南西の端(右下)で、 今朝、1日8時(世界時1月31日23時)に プロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 なかなか見事な噴出です。 CME(コロナ質量放出)も発生している可能性がありますが (SOHO衛星やSTEREO Ahead衛星の画像がまだありません)、 地球に対して横方向の現象なので影響はないでしょう。 太陽は、北東(左上)の2940黒点群で、 C1の小規模フレアが7回程度発生しています。 中心付近の2936群や南東(左下)の2939群でも 小さい活動が続いています。 この3つの黒点群の拡大写真を2枚目に掲載しています。 この後の活動に注目して下さい。 太陽風は昨夜から速度が下がり始め、 現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、南向きの変化が昨日で終わり、 以降はやや北寄りになっています。 磁気圏の活動も、 AE指数のグラフの途中までは500nTの変化が続いていますが、 以降は変化がなくなっています。 NOAA/SWPCの太陽風予報によると、 30日に発生したCMEによる太陽風の乱れは、 明日、2日10時(世界時2日1時)頃に地球に到来する可能性があります。 3枚目に予想図を掲載します。 この予報では、 速度の高まりは450km/秒程度と大きくはありません。 しかし、磁場の強まりが到来して、南向きに大きく変化すると、 オーロラの活動は一気に強まります。 これから明日にかけて注目して下さい。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 大きな姿を見せている2936、2939、2940黒点群。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 30日のCMEによる太陽風の乱れは、2日10時(世界時2日1時)頃に到来する可能性があります。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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