宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 1/29 14:31 更新 太陽風はやや高速の状態です。Cクラスのフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日未明に400km/秒へ下がりましたが、 その後再び上昇して、 現在は480km/秒とやや高速の状態に戻っています。 27日周期の図を見ると、 上下しながらも1月25日以降 速度はやや高まった状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、 グラフの中盤から8nTにやや強まっています。 南北成分は南北に大きく変化するようになっていて、 その影響で、AE指数はグラフの後半で 800nTや500nTの中規模の変化が発生しています。 現在の太陽風は、速度の上昇は止まっていますが、 今後どのように変化するでしょうか。 引き続き注目して下さい。 太陽は、2936黒点群で小規模の活動が続いていて、 昨日のニュース以降、 C3.1を最大にCクラスのフレアが8回記録されています。 活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 また、大きくなっている2936黒点群の拡大写真を掲載します。 この後、フレアの規模が大きくなるようだと、 注意が必要になるでしょう。 2936黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2936黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |