宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:31)
今日、C3.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 13:11 C2.3
09:33 C3.0
04:26 C2.7
02:16 C3.1
1/28 17:34 C2.6
11:28 C1.4
10:28 C2.5
1/27 --- ---

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
2934 1 α ---
2935 3 β ---
2936 18 β C3
2937 3 β ---
2938 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:25 480 +0.8
-2 h 486 -1.7
-4 h 463 -3.9
-6 h 441 +0.5
-8 h 413 -6.6
-10 h 402 -0.7
-12 h 427 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -22 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 7x10^1
1/29 0.7 9x10^2
1/28 0.6 4x10^2
1/27 0.8 2x10^2
1/26 0.7 6x10^2
1/25 0.8 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 1/24 13:14 太陽風は低速になっています。太陽の東端から活動的な領域が近づいています。
2022/ 1/25 13:34 太陽風は低速の状態が続いています。新しい黒点が現れています。
2022/ 1/26 13:24 太陽風の速度はやや高速になり、磁気圏の活動も強まりました。
2022/ 1/27 14:15 太陽風はやや高速の状態が続いています。
2022/ 1/28 13:10 高速太陽風が始まっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 1/29 14:31 更新
太陽風はやや高速の状態です。Cクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今日未明に400km/秒へ下がりましたが、
その後再び上昇して、
現在は480km/秒とやや高速の状態に戻っています。
27日周期の図を見ると、
上下しながらも1月25日以降
速度はやや高まった状態が続いています。

太陽風の磁場強度は、
グラフの中盤から8nTにやや強まっています。
南北成分は南北に大きく変化するようになっていて、
その影響で、AE指数はグラフの後半で
800nTや500nTの中規模の変化が発生しています。

現在の太陽風は、速度の上昇は止まっていますが、
今後どのように変化するでしょうか。
引き続き注目して下さい。


太陽は、2936黒点群で小規模の活動が続いていて、
昨日のニュース以降、
C3.1を最大にCクラスのフレアが8回記録されています。
活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
また、大きくなっている2936黒点群の拡大写真を掲載します。

この後、フレアの規模が大きくなるようだと、
注意が必要になるでしょう。




2936黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2936黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。