宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/23 --- ---
1/22 --- ---
1/21 --- ---

黒点  1/23 (NOAA)
磁場 フレア
2933 1 α ---
2934 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 372 -4.2
-2 h 385 -3.0
-4 h 397 -3.4
-6 h 384 -0.6
-8 h 416 -3.6
-10 h 442 -1.9
-12 h 435 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 4x10^3
1/23 1.1 9x10^3
1/22 1.8 4x10^3
1/21 12.3 4x10^3
1/20 22.7 8x10^3
1/19 0.8 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 1/18 13:40 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/ 1/19 13:21 太陽風の速度は600km/秒台に高まっています。M1.5の中規模フレアが発生しました。
2022/ 1/20 13:26 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。
2022/ 1/21 13:45 M5.5の中規模フレアが発生しました。
2022/ 1/22 13:26 フィラメント噴出が発生しています。太陽風の小さい乱れた到来しました。
最新のニュース

2022/ 1/23 13:16 更新
フィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

昨日の午後、22日15時(世界時22日6時)頃に、
太陽の北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しました。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
淡くて分かりにくいですが、
左上の領域でコロナの噴出が発生しています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽から左上に向かって飛び出すCME(コロナ質量放出)が
観測されています。
地球に対しては斜め方向に向かっている様ですが、
2〜3日後くらいに、
太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。

また、北西の端に沈んだ2930黒点群で、
B6.4の小さいフレアが発生しています。
X線グラフでは、このフレアの後に高まりが続いていますが、
この変化はフィラメント噴出の領域に関係している様です。


太陽風は、今朝早くまで440km/秒の速度が続いていましたが、
その後下がって、370〜400km/秒とやや低速になっています。
磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南向きの変化が続いています。
磁気圏の活動も少し高まっていて、
AE指数は200〜500nTの小規模の変化が連続的に発生しています。

SDO衛星AIA193では、
太陽中心のコロナホールが西側に進んでいます。
1〜2日後くらいから影響が始まるかもしれません。



太陽の北東側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C2、C3によるCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。