宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 9/15 12:48 更新 太陽風の速度が少し高まりましたが、現在は低速に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方に400km/秒へ上昇し、 420km/秒くらいまで高まった後、 今日の未明には下がり始めて、 現在は350km/秒と低速の風に戻っています。 全体としては小幅の変化です。 磁場強度も、速度が高まる頃に9nTへやや強まりましたが、 現在は4nTに戻っています。 磁気圏は穏やかな状態が続いていて、 AE指数は、速度が上昇した頃に 700nTの中規模の変化が起きていますが、 以降は特に変化なく、穏やかに推移しています。 太陽は、昨日、北西に見えていた小さい黒点は、 それ以上大きくなることはなく、 現在はほとんど見えなくなっています。 X線グラフも変化はなく、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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