宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/12 --- ---
9/11 --- ---
9/10 --- ---

黒点  9/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 303 -2.3
-2 h 306 -1.5
-4 h 311 -1.3
-6 h 312 -2.3
-8 h 312 -1.5
-10 h 313 -3.2
-12 h 295 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -50 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -40 -/ -
-6 h -36 -/ -
-8 h -33 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
9/12 0.7 5x10^3
9/11 0.8 5x10^3
9/10 0.8 4x10^3
9/ 9 0.8 9x10^3
9/ 8 0.8 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/ 7 13:41 太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。
2020/ 9/ 8 12:54 太陽風は更に低速になっています。8月の黒点相対数は 7.6 でした。
2020/ 9/ 9 13:08 太陽風の速度は300km/秒へ下がっています。太陽は無黒点です。
2020/ 9/10 12:11 太陽風の速度は290km/秒へ下がっています。磁気圏はとても穏やかです。
2020/ 9/11 12:20 290km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2020/ 9/12 13:06 更新
低速の太陽風が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

秋分が近付くと、北半球のオーロラの季節が始まります。
ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、
この秋最初のオーロラの便りをいただきました。

ムルマンスクでは、8月20日にはオーロラが見えていたそうです。
紹介する写真は、その5日後、8月25日と26日のオーロラです。
この日は、太陽風は350〜480km/秒と平均に近い状態で、
オーロラの活動を示すAE指数も、
時々、小規模の変化が発生する程度でした。
その中で、今期最初のオーロラを捉えた写真となった様です。
まだ、8月なので、地上の景色は緑色です。
雪景色のオーロラ写真の印象が強いので、新鮮に感じます。
また、水面に映るオーロラがとてもきれいです。

オーロラシーズン開始のお知らせを、どうもありがとうございます。



現在の太陽風は、
速度が280km/秒から300km/秒へ少し上がっていますが、
低速の風が続いています。
磁場強度は、2〜4nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降は、弱い南寄りになっています。
しかし、速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193は、低緯度域にコロナホールは見られず、
低速の穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。



8月25日にロシア・ムルマンスク州のアパチット市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、V・イストミン氏


8月26日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、V・ププキン氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。