宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 6/26 12:43 更新 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒で推移しています。 昨日より少し上がっていますが、低速の状態は続いています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 次第に南寄りの傾向に変わっています。 しかし、AE指数に目立つ程の変化はなく、 静かな状態が続いています。 もう少し速度が高まるか、南向きの磁場が強まるなどすると、 磁気圏の活動も高まってくるでしょう。 SDO衛星AIA193では、南東側(左下)の中緯度くらいに、 コロナホールが見えています。 4日後くらいに、この領域の影響がやって来るかもしれません。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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