宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 6/15 12:00 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点になりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は300km/秒で安定し、低速の風が続いています。 磁場強度は、3〜5nT程度で小さく変化する程度で、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、全体的に0nT付近で推移し、 グラフの最後で小幅の南北の変化が見られています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193は、 極域を除くと、全体的にぼんやりと光っているだけで、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 2765黒点群は太陽の西の端に近付き、もうすぐ沈みます。 太陽はこのまま無黒点になりそうです。 X線グラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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