宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/11 12:24 更新 太陽風は300km/秒に下がっています。無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に300km/秒へ下がり、 以降、300〜320km/秒で推移しています。 低速の風が続いています。 太陽風の磁場強度も、 1〜4nTの間で変化していて、弱い状態です。 磁気圏も静穏で、 AE指数はほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南東側(左下)に縦に伸びるコロナホールが見えています。 この領域は、前周期は太陽風への影響が見られなかったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 影響がやって来るとすると、5日後の16日頃になりそうです。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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