宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/14 --- ---
9/13 --- ---
9/12 --- ---

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 470 -0.7
-2 h 482 -0.6
-4 h 488 +1.6
-6 h 486 -0.5
-8 h 487 +0.1
-10 h 493 +0.5
-12 h 451 +4.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
9/14 0.6 3x10^3
9/13 0.6 4x10^3
9/12 0.7 7x10^3
9/11 0.5 9x10^3
9/10 0.6 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/ 9 12:46 太陽風は平均的な状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/10 13:27 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/11 12:24 太陽風の速度は440km/秒に下がっています。磁気圏は穏やかです。
2019/ 9/12 12:31 太陽風の速度は400km/秒に下がっています。無黒点が続いています。
2019/ 9/13 12:10 太陽風の速度は450km/秒へ少し上がっています。
最新のニュース

2019/ 9/14 13:40 更新
太陽風は500km/秒の高速風になりました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダ・イエローナイフで、
現地11日の夜(世界時12日午前)に撮影されたオーロラの写真をいただきました。

太陽風の高まりが終わり、速度も磁場強度も平均的な状態になっていましたが、
磁場が南向きに変化して、AE指数に500nTの中規模の変化が起きた頃です。

高坂さんによると、現地11日の夜は、
22時(世界時12日4時)頃に少しオーロラが現れた後、
12日1時(世界時12日7時)までほとんど見えない状態だったそうですが、
そこから急に大きく出始めて、
縦筋からブレークアップまで全天がにぎやかだったそうです。
月が明るいので空が青くきれいだったとのことです。

緑のオーロラの下端のピンク色がとてもきれいです。
現地では、連日素晴らしい光景が繰り広げられているようです。
最新情報をどうもありがとうございます。



太陽風の速度はもう一段高まって、500km/秒の高速風に達しています。
磁場強度は、昨日いっぱいは8nTくらいに高まっていましたが、
その後、4nTに下がっています。
速度も、グラフの最後は470km/秒へ少し下がっています。

小さい高まりですが、前周期の太陽風とは違う変化になっています。
この辺りで終わるのか、この後も続くのか、
引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は北寄りで、後半は0nT付近になっています。
このため磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化は起きていません。

SDO衛星AIA193では、南半球の中緯度域にコロナホールが見えています。
緯度が高めなので、影響は小さいと思われます。
27日周期の図では、前周期の太陽風は穏やかな状態が続いています。


太陽は、無黒点で穏やかです。




カナダ・イエローナイフで、現地11日夜(世界時12日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地11日夜(世界時12日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地11日夜(世界時12日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。