宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 9/17 14:11 更新 太陽風はやや高速です。コロナホールの影響はこれからの様です。 担当 篠原 太陽風は、今朝くらいから変化が現れ始め、 磁場強度は、17日12時(世界時17日3時)くらいに12nTまで高まり、 2時間ほどで5nTに下がっています。 速度は、昨日の450km/秒から、 今朝の段階で380km/秒とやや低速になっていましたが、 現在は、450km/秒とやや高速に戻っています。 27日周期の図を参照すると、 セクターの切り替わりが到来している様で、 太陽風の乱れは、 この変化に関連しているのではないかと思います。 SDO衛星AIA193の太陽の 南半球のコロナホールによる太陽風の高まりは、 始まりが遅れている様で、 これからやって来るのではないでしょうか。 磁気圏の活動は、太陽風の磁場が強まった頃に、 AE指数に400nTの小規模の変化が起きていますが、 その他は穏やかです。 SDO衛星の可視光拡大写真を見ると、 太陽の西側に小さい黒点が現れている様です。 掲載の写真では、ほとんど分かりません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も1万の線を超えていますが、 グラフの最後で減少する変化が起きています。 明日は、一段下がっているかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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